谷澤英彦 公式ブログ - Stage Coach - | 史上最年少の17歳で全日本テニス選手権優勝、ナショナルチームコーチの谷澤英彦のブログ

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2010.3.11

京都チャレンジャー2R、現在の日本ナンバー1プレーヤーに成長した竜馬に挑みましたが、またもや跳ね返されてしまいました。
守屋宏紀 16、46 伊藤竜馬

今日は宏紀自身の出来が良くなかったこともありますが、竜馬が非常に丁寧にショットでこちらの挑戦をしっかりと受け止めて一枚上手なプレーをしてきました。前回の対戦で負けはしましたが競り合えた自信があっただけに出鼻をくじかれ、お手上げ状態のファーストセットでした。

セカンドに入っても苦しい状態は変わりませんでしたが、苦しいながらもキープは出来るようになり、ゲームにはなりました。しかし、3-3からゲームポイントが有りながらブレイクされるとそのまま押しきられてしまいました。4―5でブレークポイント2本。竜馬がSFMのプレッシャーからかやや固くなり最後にチャンスをもらいましたが、活かすことは出来ませんでした。

今日は完全に横綱相撲をされてしまいました。宏紀も勝ちたい気持ちが先行して受け身で消極的なプレーになってしまいましたが、これは作戦面で完全に私のミス。もっと挑戦者らしく思い切りの良いプレーをさせてあげれば良かったと思います。作戦ミス、計算違い、見込みが甘い。色んな言い方がありますが、完全に今日は失敗しました。上手くやろうとしてプレーに恐さがありませんでした。

プロ2年目のシーズン。周りが良く見えてきただけに無欲でがむしゃらにやることが難しくなってきているのは事実です。「2年目のジンクス」という言葉があるように今年は迷いが出るシーズンになるでしょう。しかし、実際はまだまだ守るものなどない宏紀にとってはもっとチャレンジ出来るテニス、チャレンジ出来る環境を考えてあげることが私の役目になってきます。

今日は残念な結果になってしまいましたが、この反省を生かし、来週からの亜細亜大Fでは原点に帰って戦えるようにします。

京都で応援してくださった皆様ありがとうございました。更に強くなってまた来年に戻って来たいと思います。そしてワイルドカードをくださった大会関係者の皆様ありがとうございました。

2010.3.10

今日はダブルスの1R。相手は第2シードと強敵でしたが、WCをいただいた以上何としても結果を残せるように頑張ったのですが・・・。
結果は
守屋宏紀・佐藤博康 26、36 OSWALD・FISCHER (AUT)
残念ながらストレート負けです。相手は2人のランキングを足して280位。チャレンジャーレベルでは何度も優勝もしているペアです。長身でパワーのあるOSWALD、テクニックのあるFISCHER非常にバランスの取れたペアだと思います。今日は2セット共に先にブレイクされてしまいこちらにとっては苦しい展開。逆に言えば相手にとっては楽なペースで試合を進めることになってしまいました。ビッグサーブのOSWALDはブレイクするチャンスはなく、ブレイクバック出来るのはFISCHERのサーブのみ。少ないチャンス狙って1度はブレイク出来るのですが、それ以上のブレイクを許し、結局一度もリードすることなくゲームが終わってしまいました。唯一のチャンスはセカンド1-4から追い上げ3-4としてこちらのサーブ。キープして追い付けば少し相手も動揺したとは思いますが、踏ん張りきれず3-5となり万事休すでした。

今回はベテランの佐藤選手にリードしてもらい貴重な機会を持つことが出来ましたが、勝利を掴むことは出来ませんでした。この悔しさは次の試合に向けるしかありません。

明日はシングルス。デ杯では日本ナンバー1プレーヤーとして勝利を挙げた伊藤竜馬選手。去年のトヨタワールドチャレンジ以来の対戦となりますが、ここまで3戦全敗。100%チャレンジャーで臨める試合。思い切ってぶつかっていきたいと思います。

2010.3. 9

京都チャレンジャー1R。6ラウンド目の試合はスタートが7時と予想よりも遅い開始となりました。

守屋宏紀 46、63、62 近藤大生
今日は最初と最後で全く違った展開になりました。ファーストセットは近藤選手が序盤から宏紀に対し非常に上手くプレッシャーをかけ、ファーストゲームでいきなりブレイクします。序盤の宏紀はサーブの入りが悪く常に苦しい展開が続きます。結局は一度は追い付くものの再度ブレイクされファーストは46。ここまでの戦いでは大生のプレーに隙はなく、正直今日は勝つイメージが浮かんでこないくらい良い出来だったと思います。

しかし、セカンドセットに入ると序盤から宏紀のリターンが合い始め、2-1からブレークすると、この辺りから宏紀のファーストサービスの確率があがり、シンプルにサービスでポイントが取れるようになりました。リードした後のサービスゲームも連続のサービスポイントできっちりリードを守りセカンドを取り、精神的にもこれでやっとイーブンになりました。

勝負のファイナルセット。先にピンチを迎えたのは宏紀でしたが、最初のブレークポイントをセーブすると、次のゲームで先にブレイクに成功しリードすると一気にペースが上がり、リターンとサービスで主導権を握りました。5-1までリードを広げマッチポイントを2本掴みますが、ここを取りきれずリードはあるものの、決め切れなかった嫌な雰囲気になり、ここまで安定していたサービスゲームでブレークポイントになります。ここを落とすとまたもつれることが予想されましたが、ここもサーブでリカバーしてキープして勝利を決めました。

久しぶりに見る宏紀の試合。ここまでやってきたことがどの程度完成しているか半信半疑なところがありましたし、ファーストセットの戦いを見る限りではまだまだ仕上がっていなかったかなと感じてしまいましたが、宏紀自身はききちんと自分のプレーに自信を持っていたのでしょう。特にサービスに関してはゲームが進むごとに確率、コースが良くなりサービスポイントが多く取ることが出来ました。

しかし、6回目となるヒロキ対決はキーになる時に訪れます。タイプが違う大生とのヒロキ対決はまさに自分を映す鏡のような試合。こうやれれたら嫌だなという攻め方をきっちりしてきます。これを克服するためにはヒロキ対決からはまだまだ学ぶものがありそうです。

試合終了は9時過ぎ。何とか1Rをクリアして次に進むことが出来ました。シングルスは明後日、これまた竜馬との対戦です。明日はダブルスのみ。今日は遅くなってしまったので、明日も午前はゆっくりして午後からアップして試合に臨みます。

2010.3. 8

今日も試合は無しの調整日。明日に試合が組み込まれるという予測を元に今日は軽めの調整でした。
午前は杉田選手、午後は今大会のパートナー佐藤博康選手と練習して終了。コートにも慣れて一日ごとにフィーリングが良くなっているように思います。

デ杯を終えた日本代表のメンバーも今日から会場入りしました。日本チームは大阪→京都と短距離の移動ですが、他国のデ杯選手は日曜にチームの解散してから移動のためまだ会場入りしていない選手もいます。今夜か明日に日本に到着して水曜試合というスケジュールです。短い調整時間の中で最大限のパフォーマンスを出し、勝たなければランキングが上がらない厳しい世界です。フューチャーズは大体3週間は同じ国で連続して行われますが、チャレンジャーは1週ごとに国から国へ移動することも多く、タフに戦わなければならない場面が多いように感じます。しかし、チャレンジャーレベルはグランドスラム挑戦まで後一歩という選手のステージなので、ここをタフに勝ち切ることが出来なければグランドスラムでプレーするという夢を果たすことは無理なのかもしれません。

そんな世界中を駆け回るツアーの中でホームでプレー出来ることは選手にとって貴重な機会です。日本選手が勝ち上がることが最高の恩返し。今年も最終日まで日本人選手が勝ち残れるようになるといいですね。

宏紀は明日初戦です。6試合目なのでかなり遅い時間の試合になると予測しています。少しゆっくりめにホテルを出てアップをして試合に臨みます。

2010.3. 7

昨日の夜にシングルスのドローが出来、宏紀の相手は予選上がりと決まりました。そんなこととは知らずに練習のアレンジをしていたので今朝の練習は岩見選手、近藤選手とブッキングしていて、「こうやって練習すると当たるんだよね」と言っていたら案の定、近藤選手との対戦となりました。またもやヒロキ対決です。

近藤選手はデ杯代表に選出されながらインフルエンザのため残念ながら辞退となりましたが、今回の予選では体調不良をしていたとは思えない安定した戦いで予選を突破しています。予選を3回戦ってコートにも十分慣れているのでタフな戦いになりそうです。

それからダブルスですが、今日予選を戦うつもりで準備をしていましたが、シングルスに続きワイルドカードをいただくことが出来ました。明日は女子がメインで男子シングルスはありません。試合までしっかりと調整してこのチャンスを活かせるようにしたいです。

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プロフィール

谷澤英彦
1989年、史上最年少の17歳で全日本選手権優勝。元デビスカップ日本代表。ナショナルコーチとして06年に14歳以下男子の監督としてチームを世界2位に導く。NHKのテニス放送では解説を務める。
テニスカフェにも出没中。

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    守屋くんは絶対に勝てます。伊藤選手のトゲトゲした所や気迫や怖
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    今日は...第1セット第1ゲームで いきなりのブレークチャン
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    お疲れさまでした。 宏紀くんの敗戦は残念ですが、逆に竜馬くん
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    初戦突破おめでとうございます。 竜馬選手との対戦、気合いが入
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    愛知の近藤の次は三重県の伊藤。東海地方出身が対戦とは偶然では
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