全日本ジュニア最終日 | 谷澤英彦 公式ブログ - Stage Coach - | 史上最年少の17歳で全日本テニス選手権優勝、ナショナルチームコーチの谷澤英彦のブログ

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2009.8.17

全日本ジュニア最終日。18歳以下の決勝です。

男子 江原 60、62 関口
名実共にジュニアテニスのナンバー1と2の戦い。ではどちらが1でどちらが2かを判断するのが難しいほど接近した2人の対決でどちらが勝つか楽しみな試合ではありました。意外な結果になりましたが、このスコアは実力の差を表しているわけではありません。この2人はここ数年、一緒に海外遠征をし、ダブルスを組み、共に生活をしてきた仲間であり、同志です。今は家族よりも共有する時間は多いでしょう。テニスに関してもお互いの手の内は全て分かっています。そんな2人の対戦は技術的にはもちろんですが、精神的にもお互いを意識するなということが無理な状況があります。こういった場合はお互いの良いところが出てもつれにもつれるか、どちらかが相手を支配して完勝するかどちらかです。今日の場合は後者になりました。

序盤は周一(関口)が押していましたが、ことごとくヤス(江原)の切り返しのカウンターが決まり、流れを掴むとそのまま一気にファーストを取ります。次の勝負の分かれ目はセカンドセットのファーストゲーム。長いデュースが続き、どちらも取りたいゲームでしたが、ここもヤスが抑えて3-0まで9ゲーム連取。ここからは少し周一の良いところが出ましたが、エンジンがかかるのが遅すぎました…。最後まで気を抜かず、自分をプッシュし続けたヤスが優勝しました。周一にとっては残念な結果になってしまいましたが、大会はまだまだあります。次で自分のテニスをアピールして欲しいと思います。

女子 伊藤 63、60 布目

女子は16歳の伊藤選手が優勝です。去年15歳で16歳以下のタイトルを独占し、今年は飛び級で18歳に出場しての優勝は素晴らしいと思います。特に今年の春頃までは怪我のために中々思うようにプレーが出来なかったので、今回の優勝は怪我からの復帰を祝う優勝になりました。対する布目選手はダークホース的存在から決勝に勝ち上がりましたが、さすがに疲れもあったでしょうし、大きな舞台での決勝とということもあり、本来の力を出し切れずに終わってしまったように感じます。これでトップ選手の仲間入りをして注目が集まるでしょうが、更に目標を高くして今後に臨んでくれればと思います。

これで12歳以下から始まった13日間の全日本ジュニア全日程が終了しました。最後になりましたが、日本テニス協会、関西テニス協会の事務局の方々、大会の運営スタッフや審判の皆様、本当にお疲れ様でした。今年は雨が多く、雨が止むたびにコート整備をするなど、毎日夜遅くまで働いていただきました。スタッフの中には選手達と同世代の子も多く、長期間の労働は精神的にも辛かったと思います。それから、選手の体をケアしていただいたトレーナーの皆様、今年は本当にメディカルタイムアウトが多く、コートまで駈け付ける姿を見ましたが、それぞれの選手に合わせて適切な処置をしていただきました。
そして、メインスポンサーであるNISSHINBO、ダンロップを始めとする企業の金銭的援助があり大会が開催されていることを改めて感謝しなければなりません。ナショナルチームを代表して大会に関係する全ての皆様に心から感謝致したいと思います。

長く、暑い大阪も今日で終わりです。今回はナショナルチームの視察として、多くの試合を観戦しました。同時に色々なことを勉強する機会でもありましたし、参加している選手や引率のコーチたちのテニスに対する情熱に刺激を受けた9日間でありました。私自身もここで得たものを色々な機会を通してフィードバック出来るようにしていきたいと思います。このような機会を与えてくださったナショナルチームの皆様と日本テニス協会に感謝致します。

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  • 新幹線の車中で、熱闘全日本ジュニアを、関口VS江原、伊藤VS布目からさかのぼって読ませていただき、おかげで流れが頭に入りました。これで、テニス雑誌でじっくり復習すれば、私もいっぱしのジュニアの通になっているかもしれません。

  • お疲れ様でした。
    後一歩の所で全日本には出場できませんでしたが、
    今、佐賀のグラスホパーに来ています。
    今日は一緒に練習する事ができて貴重な体験をさせてもらいました。
    娘に感謝です!
    芝は難しいですね~つくずくプロの凄さを感じました。

    次はどこに行かれるのですか?
    暑い日が続きそうなので頑張って下さい!!

  • souさん
    コメントありがとうございます。
    彼らはすぐにでも一般で活躍していくと思います。
    是非、雑誌の方もチェックしてください!

    kumaさん
    コメントありがとうございます。
    芝ですか。貴重な体験が出来ましたね。
    佐賀の芝は少し長め(私がプレーしたころなので今は違うかもしれませんが)
    なので、ストロークが難しですよね。
    次はどこでしょう。自分でもまだ把握してませんが
    近いうちに山梨にもいくつもりです。ではまたその時に。

  • 甲子園に負けないアツイ闘いがすぐ近くで繰り広げられていることをもっともっとたくさんの人たちに知ってほしいですね!
    これからが楽しみなジュニアたち!応援しています!!

  • ななさん
    コメントありがとうございます。
    そうですね。今年は去年の決勝(宏紀VS綿貫)よりも
    観客は多かった気がしますが、甲子園などをみるともっと
    多くの方に見に来て欲しいですね。これからはコーチングだけ
    ではなく、そういった活動にも力を入れていかなければなりませんね。
    やることは山積です。。。

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プロフィール

谷澤英彦
1989年、史上最年少の17歳で全日本選手権優勝。元デビスカップ日本代表。ナショナルコーチとして06年に14歳以下男子の監督としてチームを世界2位に導く。NHKのテニス放送では解説を務める。
テニスカフェにも出没中。

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  • 全日本ジュニア最終日へのコメント
    ななさん コメントありがとうございます。 そうですね。今年は
    (by 谷澤さん 8/18)
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    甲子園に負けないアツイ闘いがすぐ近くで繰り広げられていること
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    souさん コメントありがとうございます。 彼らはすぐにでも
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    お疲れ様でした。 後一歩の所で全日本には出場できませんでした
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