スコール | 谷澤英彦 公式ブログ - Stage Coach - | 史上最年少の17歳で全日本テニス選手権優勝、ナショナルチームコーチの谷澤英彦のブログ

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2009.10.25

ITFジュニアG2タイ。予選の2日目です。今日は2Rと予選の決勝の2試合が予定されていました。30度を越す暑さの中、1日2試合というのはあまり聞いたことがありません。

今日はモトだけに限らず予選をプレーした多くのジュニアが、「2試合ある」ということが常に頭の片隅にありながらの試合でした。出来れば1試合目は簡単に勝って体力を残し2試合目に臨みたい。しかし、全力を出さなければ目の前の試合は勝てない。逆にへとへとになりながら勝っても次は動けないのは自分の体が一番良くわかっている…。そんな、複雑な心境を抱えながらプレーしているように見えました。

モトの1試合目はまさにそういった精神的な駆け引きが見えた試合でした。46、76、60。セカンドセットを取れなかったことで、相手はガクッと動きが落ちました。もう挽回出来ないと思ったでしょうし、これを勝ってももう1試合あるのかと考えると気が遠くなったと思います。それはモトも同じことで、セカンドの途中で吐き気を感じ、5-3から追い付かれ、いつ諦めても良い場面でしたが、乗り切って勝負をものにしました。

そして問題の2試合目。ここからが本当の勝負です。予想通り、試合後はかなりの消耗で不安でしたが、前の試合が伸びたこと、アイシングとマッサージで回復し、良い準備をして試合に向かうことが出来ましたが、ここで何とスコールが…。突然の大雨と雷で0-2の時点で明日へ延期になりました。相手も同じように疲れていたでしょうから、これが恵みの雨になるかは明日の勝敗を見てからになるでしょう。とにかく凄い雨でした。しかし、スコールが来ると水没して通れない道があるので道路は大渋滞。15分くらいの道のりを1時間以上待たされました。数年前に来たときよりも格段に発展しているバンコクですが、こういったインフラの整備はこれからのようです。

仕切りなおしの明日、もう一度勝って本戦に進むことが出来ればと思います。

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谷澤英彦
1989年、史上最年少の17歳で全日本選手権優勝。元デビスカップ日本代表。ナショナルコーチとして06年に14歳以下男子の監督としてチームを世界2位に導く。NHKのテニス放送では解説を務める。
テニスカフェにも出没中。

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