フィジカル | 谷澤英彦 公式ブログ - Stage Coach - | 史上最年少の17歳で全日本テニス選手権優勝、ナショナルチームコーチの谷澤英彦のブログ

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2009.12.11

長かった合宿も今日が最終日。9日目です。一つ一つのルーティーンを噛みしめるようにこなしていく姿が印象的でした。ナショナルチーム始まって以来の長期合宿。シーズンオフの少ないテニスにおいて本格的な鍛錬期を意識させるために行われた合宿も大きな怪我人も無く終えることが出来ました。

トレーニングは下半身。最後の最後まで追い込まれ、男子は放心状態でした。テニスでは男子は豪や貴男と練習。女子は伊達さんが少しの時間ですがみんなと打ち合ってくれました。トレーニングだけでなく、オンコートでも多くのトップ選手が参加してくれ、毎日が刺激的だったと思います。特に貴男と豪にはフルで参加してもらい、行動でリーダーシップを見せてくれました。2人がいなければみんな最後まで気力が持たなかったでしょう。

最後はみんな集まって解散式。それぞれの思いを一言ずつスピーチしてもらいました。トレーニングの大切さを再確認出来たこと、スタッフへの感謝の気持ちなど、みんなから気持ちのこもった言葉が聞けたのは裏方としては一番嬉しい瞬間です。今回はトレーニングがメインだったので、私の仕事はコーチングよりも合宿をスムーズに進行出来るようにするマネージャーのような役割。これだけ大人数、しかも日本のトップ選手ばかりが集まった合宿ですから気を使う場面も多かったですが、大きなトラブルもなく全体を仕切ることが出来たことは私自身も大きな自信になりました。もちろんそれには裏方の裏方として事務的な部分をサポートしてくれたスタッフの皆様のおかげです。池田さん、田島さんありがとうございました。

そして、今回のメインパートであるフィジカルを担当していただいたトレーニングコーチの浜浦さん、トレーナーの中尾さん、今さん本当にお疲れ様でした。みんなこの合宿をきっかけに自分の体についてもっと気を配り、より強い体作りをしてくれると思います。厳しい合宿を巣立った「浜浦チルドレン」一期生として、ここに参加した選手のこれからの活躍を心から期待しています。


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→「浜浦チルドレン」集合写真


そして、休み間もなく明日は「マスターズクラシック」本番です。みんなの練習の合間に少しボールは打っておきました。ボール感はあるので、後はどれだけ動けるかです・・・。場所はとどろきアリーナです。お時間のある方は是非お越しください。明日は選手として頑張ります!

2009.12.10

トレーニング合宿@味トレ8日目。いよいよゴールが見えてきました。今日のトレーニングは上半身+プール。もうみんなペースに慣れたのか黙々とメニューをこなしていきます。

オンコートでは怪我からの復帰を目指す圭がジュニアたちと一緒に練習をしてくれました。普段は無口な秀もさすがに興奮気味でした。実際にボールを打ち合うことで感じたものをこれからの自分のプレーに活かして欲しいと思います。

夜はグループディスカッション。一つのテーマに対して話し合うトレーニングです。自分の意見を主張しながらも他人の意見を尊重し、グループごとの考えをまとめていくことがテーマになります。思った以上に活発な話し合いが出来、非常に盛り上がりました。

明日はついに最終日。5日目を過ぎた辺りからはあっという間でした。少し寂しい気もしますが、明日は解散までの時間を楽しんで過ごしたいと思います。

それから宏紀の今年最終戦、東アジア大会は結局メダルなしに終わりました。残念ではありますが、テニスだけではない総合的な国際大会に選んでもらい様々な経験をさせてもらったと思います。今回は若手だからこそ起用された部分はありますので、今回の経験をどこかで発揮出来るように来年は頑張って欲しいと思います。帰国後にやっとオフシーズン。休養&トレーニングで来年に備えます。

2009.12. 9

トレーニング合宿@味トレ7日目。合宿も1週間も過ぎると特別なものではなく、日常になってきました。今日のトレーニングは上半身+持久走。午前中の女子は同じトラックを伊達さんとシェアしながら走り、午後の練習では公認コーチの講習を終えたブチが飛び入りで参加してヒッティングをしてくれました。

NTCでの合宿ではこういったプロ選手との交流があるのも大きなメリットです。特に今回の合宿には貴男と豪がフル参加してくれています。普段以上に追い込んだ長丁場の合宿では体がきつくなり、集中力やモチベーションが落ちてしまうことが一番心配でしたが、貴男や豪がいてくれることで常に緊張感が保たれています。みんなと同じように体を鍛え、まさに体を張ってプロの姿を見せてくれています。これからプロを目指す選手たちには本当に良いお手本になります。先輩がこれだけ頑張っているのですからジュニアは手を抜くわけにはいかないでしょう。

長い合宿も後2日。いよいよ終わりが見えてきました。今では終わってしまうのが残念なほど充実した合宿でした。ただ、終わりが見えた時ほど思わぬ怪我があるものです。最後の最後まで気を抜くことなく頑張りたいと思います。

2009.12. 8

トレーニング合宿@味トレ6日目。休み明けの今日も追い込んだトレーニングが出来たそうです。今日は下半身のトレーニング。特に女子はパワーを出しすぎて酸欠状態になる選手もいたそうですが、ここまで築いたチームワークで仲間を励まし合い、最後まで乗り切ったそうです。

オンコートでは公認コーチの講習会(生徒には引退したばかりのブチさんの姿も・・・)のためにハードコートが使えずに、クレーコートでの練習となりました。フレンチオープンと同じ土を使ったアンツーカーコートはテニスのクォリティーを高めるには最高です。足腰は踏ん張らなくてはいけませんし、ラリーが続くのでより体力が必要となります。更にボールも飛ばないのでボールを相手のベースラインの深くまで飛ばすパワーがいります。なので今日は長いラリーを深くコントロールする練習を中心に行いました。クレーでの練習はもう一日続きます。追い込んだ下半身にはキツイとは思いますが、やりきって欲しいと思います。

さて、しばらくぶりとなった宏紀の情報ですが、香港で頑張っているようです。美咲ちゃん(土居)やマスケンのブログに写真がアップされていますが、東アジア大会ではミックス(美咲ちゃん)とダブルス(杉田選手)に出場しています。東アジア大会はシングルスの枠が2本と決められており、これはランキングの高い者から選ぶというチーム内でのルールがあるので、竜馬と杉田が出場しています。決してダブルスが得意ではない宏紀がダブルスやミックスに出場しているのはそういった理由があります。宏紀だけに限らず、個人競技のテニスではトップ選手は出たい試合には出れるでしょうし、控えに甘んじるという経験はしたことがないので、今回はどういったモチベーションや準備で臨めはよいか難しかったと思います。

しかし、これはこれからアジア大会やデ杯などの代表に入った時には自分の思い通りにならないことは多々起きてきます。その中で自分の役割をしっかり果たせる選手にならないとTEAM JAPANの一員として戦っていくことが出来ません。そういった意味では今回はオンコートよりもオフコートで多くのことを学ぶと思います。なかなか情報がリアルタイムで入ってこないので、どの種目が残っているかはわかりませんが、今出来ることは残された日程を全力で取り組むこと。代表として誇りあるプレーをして欲しいと思います。

2009.12. 7

トレーニング合宿@味トレ5日目。午前は練習。今回の合宿で初めて1面を使ったポイントをしました。体が動かないながらもサーブやショットに改善が見られるようになったと思います。午後は待望のオフ。トレーナーの中尾さんや今さんからはオフをたらだらと過ごすのではなく、プールなどの有酸素運動を行い、積極的休息を過ごすように指導してもらいました。

夜はJADAの小野さんから「アンチドーピングの重要性」について講義を受けました。どうしてドーピングをしてはいけないかという根本的なことから、具体的なドーピング検査の方法まで講義をしていただきました。テニスという競技をフェアでクリーンな戦いにするためには選手として検査に協力することは当たり前ですし、日々の生活の中でも摂取するサプリメントやドリンクに対しても気を使っていかなければなりません。

今日は午後オフだったこともあり、私も含めみんな回復をして元気を取り戻しました。しかし、明日からの後半戦は更に過酷なトレーニングが待っているそうです。まずは下半身から。浜浦さん曰く「祭り」になるそうです。どういう意味かはみんな自身に体験してもらいましょう。

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プロフィール

谷澤英彦
1989年、史上最年少の17歳で全日本選手権優勝。元デビスカップ日本代表。ナショナルコーチとして06年に14歳以下男子の監督としてチームを世界2位に導く。NHKのテニス放送では解説を務める。
テニスカフェにも出没中。

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