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2010.7.12

1.4a フォアハンド・フォロースルー

久しぶりのテクニックについてである。
前回といっても大分間があいてしまったが、1.4 フォアハンド・フォロースルーでも取り組んだ「切り返し」と「肘の支点」について、健介から物理学の視点から面白い報告があがってきたので僕なりにまとめてみた。

1.4で「切り返し」からフォローするインパクトの前に「肘の支点」を加えラケットヘッドを返すように説明したが、物理の世界ではこの支点によって2.2倍のスピードが増すと言われている。そしてマキシマムスピードは支点が加わった場所から45度の部分が最大スピード(マキシマムスピード)が出ることになる。


通常のスイングというとどうしても腕の速さを意識してしまいがちである。


スクリーンショット(2010-07-12 22.54.22).png

これだけのスイングでは筋肉の範囲内だけの力しか発揮できない。

支点(肘)を加え壁を作ることによってヘッドスピードが2.2倍も速くなる。


スクリーンショット(2010-07-12 22.54.32).png


そしてインパクトは45度のところであたるとマキシマムスピードのコンタクトポイントで打つことが出来る。


今回は肘の支点だけにフォーカスをあてたが
腰、肩、肘、リスト というのを加えいわゆる
バイオメカニクス的原則に基づきこの連鎖性に動作が加わった状態、筋肉の動きの連携いわゆるキネティックチェーンを応用することによってより一層パワーのあるボールを打つことが出来るのである。

また、ここで挙げてきた、切り返し及び支点や運動連鎖の技術を説明すると、「もっとパワーのあるボールをもっともっと」と考えてしまいがちだが僕の考えとしては反対に最小限の力で最大限のパワーを出せるようになるというイメージを持って貰いたい。そして対戦相手はいつも「何で軽く打っているのにこんなに重いボールを打ってくるのだろう」と思うであろう。そして3セット、5セットを戦い抜ける身体を常に準備することが出来るのである。

この記事へのコメント
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プロフィール

金子英樹
'95 全日本選手権チャンプ。
現在はシンガポールで「サンワテニスアカデミー」を運営。
コーチとして、シンガポール / タイを拠点に世界に通用するジュニア育成に取り組んでいます。
テニスカフェにも出没中。


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