全日本ジュニア3日目 | 石井弘樹 公式ブログ - All For One... - | 石井テニスアカデミー代表。97年ジャパン・オープンでウィンブルドン・チャンピオンのボリスベッカーを破る快挙を達成。

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2010.8.11

今日の試合は、甥の勇紀は 遠藤実(四日市)に6-4 3-6 6-1で勝利
姪の千裕と山梨代表の中込優介は共に敗れてしまいました。
千裕は、惜しくも12歳以下ダブルス準優勝でした。


主に勇紀の試合を見たので解説したいと思います。
1セット目は、改造したばかりのサーブが好調でサーブゲームを楽々キープしていき
ワンチャンスを活かしてワンブレークの6-4
気持ちも前向きで立ちあがりに硬さはあったもののまずまずの内容でした。
アプローチ後の簡単なボレーミスは、自伝パーフェクトマスター(初心者用)
を見て勉強してもらいたいと思います。(笑)
その辺を改善できればもう少し簡単にゲームを進める事が出来たと思います。


問題の第2セット。
1-2のサーブゲームでいやな雰囲気ムードとなり、案の定今まで入っていたサーブが崩れ、アプローチミス連発。これをきっかけに気持ちも保守的になり後ろでのプレーが目立つようになってしまいました。なんとか元にもどそうとトライはしたもののミスジャッチなどいろんな事が重なってサーブゲームを3回ブレークされて3-6


第3セット
今まで勇紀の試合をあまり真剣に見たことがなかったので、この場面からチャレンジし直すのか、第2セット同様保守的な気持ちのまま行くのかを確かめて置きたかったので、今日は良いチャンスでした。
得意のムーンボールを活かしながら、前半では余り打てなかったコースへアプローチを打ちラッシュをかけてフィニッシュ。
はじめから〝それやろーよ“みたいに思ってしまいがちですが、これが今の彼の実力。
一度保守的になってしまった気持ちを、もう一度奮い立たせて前向きな気持ちへと切り替えて勝利出来たことは評価できます。


残念ながらITAのジュニア達にはこの気持ちのコントロールが出来ない事が多くそれが課題です。
やはり、勝ち抜いて行く選手は風格があり、自信をもってプレーしています。
この風格を出すためには、本人の力、コーチの導き、親の正しい見守り方だと思います。


本人は、人一倍努力するのは当たり前、コーチも日々勉強し(教科書ではない)人間力を育てなくてはいけないでしょうし、親も戦いに不必要な優しさ、自己満の接し方は控えるべし。余計な心配をすることが本人の成長を妨げる原因であり、子供達は、みんな無限のエネルギーを持ってどんな苦難さえも乗り切る能力を持っていることを忘れてはいけません。


この3つのチームワークが上手く揃わなくては、風格ある選手が育つ事は間違いなく〝ない″と確信を持つ全日本ジュニア選手権でした。


残念ながら明日の勇紀の試合を見ることができませんが、明日から谷澤プロが会場入りするので、
前向きな気持ちを忘れずにファイトしてもらいたいと思います。


自分は、自分で全日本ジュニアで感じたことを明日からITAの生徒達に伝えていきたいと思います。


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  • 勇紀

    がんばれ!!!

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プロフィール

石井弘樹
ジャパンオープンのダブルスでボリスベッカーを破る快挙。1998年全日本選手権優勝(複)。JOP国内大会シングルス優勝20回以上。ITF国際ダブルス優勝7回。引退後は地元山梨でIshii Tennis Academyを設立し代表を務めている。 テニスカフェにも出没中。

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