スイングを速くする
ストロークでの体の使い方
なぜ、トッププロの選手はあんなに伸びやかにボールを打つことができるのでしょうか。それは無駄なところに力が入っていない効率のいい動きをしているからです。
今回はストロークでの体の使い方をトレーニングする方法をご紹介します。
効率のいい体の使い方って
体の中心=コアを使う
無駄なところに力が入っていないトッププロの体の使い方。それは「体の中心」を上手に使っていることです。手首や指、足首などの末端には「力み」がないのです。そのために繊細なタッチを必要とするショットで、微妙なリストワークを使うことができるのです。
骨盤を回そう
では、体の中心を使うとはどのようなことなのでしょうか。体の中心にあるもの。
そう、「骨盤(腰の骨)」です。
上体は骨盤の上に乗っていますから、骨盤を上手く回すことができれば上体も回すことができます。骨盤を上手く回すためには下肢と連動しなければなりません。上体を捻ろうとするよりも、下肢を上手く使って骨盤を回してあげた方がより強く動かすことが可能になります。
では具体的な使い方、練習法を紹介して行きますね。
まずはイメージづくりを
テイクバック=ボディターン
体の中心を上手く使うためにはまずパワーポジションを取れるようにしましょう。(パワーポジション参照)
ストロークではラケットを引くテイクバック時にボディターンを行います。ボディターンとは、ショルダーローテーションだけではなく、腰までターンした状態を指します。


写真右:ショルダーローテーションでは下半身の力を上手に使えません。
写真左:ボディターンではより上手に下半身の力を使うことができます。
バランスのよいボディターンのコツ
力強くストロークを打つためにはこのボディターンの戻しを上手く利用します。このボディターンの時に両足の内側(母趾球側)に体重が乗っているようにします。小指に乗ってしまうとスムーズな動きがしにくくなってしまいます。
スイングのスタートは腰の回転
スイングの開始は「腰」の返しで行います。人によっては「膝」や「足首」の返しを意識した方がイメージしやすいかもしれません。
ラケットはこの腰の回転で引っ張りだされるように降り出されます。(実際は腰の回転とほとんど一緒ですが。)腰が回転するのと一緒に体重を前足に乗せて行くことで、より力強いボールを打つことができます。
ボールを使ってイメージづくり&トレーニングの実際
この一連の動きをいきなりラリーの中でやろうとしても少し難しく感じるかもしれません。そこで、メディスンボールというトレーニング用のやや重めのボールを使ってイメージづくりをして行きましょう。
メディスンボールがなければ、サッカーボールや、バスケットボールでも行うことができますよ。
| ■ ネットに対して横向きに立ち、メディスンボールを臍の高さくらいに持ってスクワットポジションを取ります。 ■ メディスンボールを体の横に持ってくるように肩をターンさせます。このときターンした側の膝が外を向かないこと、両足の親指に力が入ることを意識して下さい。 |
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| ■ スイングの開始は地面についた後足の足首を返すことから行います。足首を返して行くと自然に膝、腰も返って行くことを実感できると思います。 |
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| ■ 体が正面に向いて行く動きにあわせてボールを持った両腕を前方に振って行きます。このときに両腕には力を入れず、振り子のように体の回転に任せるようにしましょう。 |
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| ■ 前方に向かってボールをリリースします。このときに前方の爪先はやや横向きを保つようにしましょう。正面を向いてしまうと力が抜けて力強くボールを投げることができなくなってしまいます。 | ![]() |
| ■ 投げ終わったらそのまま止ってフォームを確認しましょう。上手に投げられれば体重は前方の足に乗っており、後方の足先から両腕までが対角線に真直ぐ伸びるような形になるはずです。 | ![]() |
まずは感覚を大切に
はじめは投げ終わったら必ずフォームをチェックする癖を付けましょう。正しい動作で行うと必ずきれいなフォームで終わるはずです。できれば鏡などで動作全体をチェックしながら、それができたら感覚を頼りに行ってみましょう。
スピード&飛距離を意識しよう
正しいフォームで投げられるようになったら、次はボールの飛距離を伸ばすようにして行きましょう。飛距離を伸ばすためにはボディターンでのため、体の各部分の連動(タイミング)、スピードが必要になります。
このような動作を無理なくできるようになれば、コート上での動きも少しずつ変わってくると思います。ボールでできるようになったら次はラケットを持って素振り、それからボールを打つようにしてみて下さい。
記事:豊田啓








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