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男子ツアー(ATP)の仕組み
更新:2009.12.21
ATP(Association of Tennis Professionals)
世界男子テニスツアーはATP(Association of Tennis Professionals)という組織によって管理、運営されています。
世界男子テニスツアーの仕組みを簡単に示すと右の図になります。
すべてのプレーヤーは、ランキングトップを、そして最高峰の大会となるグランドスラムを目指し世界各国のツアー大会を転戦します。
選手が獲得できるポイントは大会のグレードによって違います。上位の大会になるにつれて獲得ポイントは高くなります。(下表参照)
グランドスラムは年4大会ですが、2009年実績で、ATP1000は9大会、ATP500も9大会、ATP250は39大会開催されています。これらを称して、「世界ツアー(グランプリ大会)」と呼んでいます。毎年10月に東京の有明テニスの森で行われる「ジャパンオープン」は、ATP500シリーズになります。
また、ツアー下部の大会としては、チャレンジャーとフューチャーズがあり、2009年実績で日本では、チャレンジャーが3大会、フューチャーズが9大会開催されています。
エントリーランキング と チャンピオンズレース
2009年現在、ランキングシステムには、[エントリーランキング]と[チャンピオンズレース]の2種類のシステムがあります。
エントリーランキングシステムでは、選手たちには過去52週(1年)の試合結果の内、獲得したポイントの上位19大会が加算されます。それがランキングに反映されるという形です。一般的にランキングと言うと、こちらを指します。このようなランキングシステムなので、前年に優勝した大会に次の年も出場する選手は、優勝して同じポイントを維持できるということになります。
チャンピオンズレースシステムはとてもシンプルで、毎年すべての選手がシーズンスタートの1月に0ポイントからスタートして、出場した大会ごとにポイントが加算されランキングが決まる方式です。エントリーランキング同様に年間19大会が対象です。毎年年度末に行われるATPワールドツアーファイナルに出場できるシングルス上位8人、ダブルス8組はチャンピオンズレースランキングで選考されます。
ATPツアーという山の頂を目指し始めた選手達はツアー下部のフューチャーズやチャレンジャーで戦い、ポイントを稼いで少しずつ上位レベルの大会にステップアップしていきます。どんなに偉大なチャンピオンでも最初はツアーの登竜門、フューチャーズの大会から選手人生をスタートしていくのです・・・。
男子ツアー・シングルス獲得ポイント表
| 大会グレード | 賞金総額 | W | F | SF | QF | R16 | R32 | R64 | R128 | Q |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| グランドスラム | 2000 | 1200 | 720 | 360 | 180 | 90 | 45 | 10 | 25 | |
| ATPワールドツアーファイナル | 1500 | - | - | - | - | - | - | - | 25 | |
| ATPマスターズ1000 | 1000 | 600 | 360 | 180 | 90 | 45 | 10 | - | 25 | |
| ATP500シリーズ | 500 | 300 | 180 | 90 | 45 | - | - | - | 20 | |
| ATP250シリーズ | 250 | 150 | 90 | 45 | 20 | - | - | - | 12 | |
| チャレンジャー | $125,000+H | 125 | 75 | 45 | 25 | 10 | - | - | - | 5 |
| $125,000 | 110 | 65 | 40 | 20 | 9 | - | - | - | 5 | |
| $100,000 | 100 | 60 | 35 | 18 | 8 | - | - | - | 5 | |
| $75,000 | 90 | 55 | 33 | 17 | 8 | - | - | - | 5 | |
| $50,000 | 80 | 48 | 29 | 15 | 7 | - | - | - | 3 | |
| $35,000+H | 80 | 48 | 29 | 15 | 6 | - | - | - | 3 | |
| フューチャーズ | $15,000+H | 35 | 20 | 10 | 4 | 1 | - | - | - | - |
| $15,000 | 27 | 15 | 8 | 3 | 1 | - | - | - | - | |
| $10,000 | 18 | 10 | 6 | 2 | 1 | - | - | - | - |
※ +H =ホスピタリティ(選手の滞在費用や交通費などを大会運営側が負担する。)
大会のカットライン(ランキング)
大会のドロー数、賞金総額にもよりますが、大よそグランドスラムが110位ぐらいまで、ATP1000,500シリーズが50位ぐらいまで、ATP250が120位ぐらいまで、チャレンジャーが280位ぐらいまで、というのが本戦のボーダーラインです。それ以外の選手は予選(ボーダーライン有)からの出場となります。※参考:鈴木貴男Official Home Page








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