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女子ツアー(WTA)の仕組み

更新:2011.10.20


WTA(Woman's tennis association)

世界女子テニスツアーはWTA(Woman's tennis association)という組織によって管理、運営されています。

WTA1202.gif世界女子テニスツアーの仕組みを簡単に示すと右の図になります。
すべてのプレーヤーは、ランキングトップを、そして最高峰の大会となるグランドスラムを目指し世界各国のツアー大会を転戦します。

選手が獲得できるポイントは大会のグレードによって違います。上位の大会になるにつれて獲得ポイントは高くなります。(下表参照)

グランドスラムは年4大会ですが、2009年実績で、WTAプレミアは19大会、WTAインターナショナルは29大会開催されています。これらを称して、「世界ツアー」と呼んでいます。2009年9月に東京の有明テニスの森で行われた「パンパシフィック・ライフ・オープン」はWTAプレミア5シリーズ、10月に大阪で行われた「日本女子オープン」はWTAインターナショナルになります。

また、ツアー下部の大会としては、ITF女子サーキットがあり、2009年実績で日本では21大会開催されています。

ツアーランキング と レースランキング

2009年現在、ランキングシステムには、[ツアーランキング]と[レースランキング]の2種類のシステムがあります。

ツアーランキングシステムでは、選手たちには過去52週(1年)の試合結果の内、獲得したポイントの上位16大会が加算されます。それがランキングに反映されるという形です。一般的にランキングと言うと、こちらを指します。このようなランキングシステムなので、前年に優勝した大会に次の年も出場する選手は、優勝して同じポイントを維持できるということになります。

また女子の場合、男子と違い1大会だけでポイントを獲得してもランキングに反映されません。最低3大会でポイントを獲得して、初めてツアーランキングに載ることができます。

レースランキングシステムはとてもシンプルで、毎年すべての選手がシーズンスタートの1月に0ポイントからスタートして、出場した大会ごとにポイントが加算されランキングが決まる方式です。また、毎年年度末に行われるWTAツアー最終戦に出場できるシングルス上位8人、ダブルス上位4組はレースランキングから選考されます。2008年までWTAツアーのグレードはティア1からティア4までありました。それが2009年度から上位グレードのプレミア、下位グレードのインターナショナルの2つに分けられました。さらにプレミアは賞金総額により、プレミアマンダトリー、プレミア5、プレミアの3つに分類されています。

WTAツアーという山の頂を目指し始めた選手達はツアー下部のITFサーキットで戦い、ポイントを稼いで少しずつ上位レベルの大会にステップアップしていきます。どんなに偉大なチャンピオンでも最初はツアーの登竜門、ITFサーキットの大会から選手人生をスタートしていくのです・・・。

女子ツアー・シングルス獲得ポイント表
大会グレード賞金総額WFSFQFR16R32R64R128Q
グランドスラム 20001400900500280160100560
プレミアマンダトリー (96) 10007004502501408050530
プレミアマンダトリー (64) 1000700450250140805-30
プレミアマンダトリー (28) 10007004502501405---
プレミア5 (56) 900620395225125701-30
プレミア (56) 47032020012060401-12
プレミア (32) 470320200120601--20
インターナショナル (56) 2802001307030151-10
インターナショナル (32) 28020013070301--16
ITF(32)$100,000+H1501108040201--6
 $100,0001401007036181--6
 $75,000+H130905832161--6
 $75,000110785030141--6
 $50,000+H90644024121--6
 $50,00070503218101--6
 $25,0005034241481--1
 $10,000128641----
※ W =優勝、F =準優勝、SF =ベスト4、QR =ベスト8、R16 =ベスト16、以下同様、Q =予選通過ポイント

※ +H =ホスピタリティ(選手の滞在費用や交通費などを大会運営側が負担する。)

※大会グレードの()カッコ内数字はドロー数



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